「ユニロイ同士の比較」 と 「ユニロイ鍋vs他のホーロー鍋の比較」を行っていきます。
まず、
ユニロイ鍋には「キャセロール」と「キャセロール浅型」の2つのタイプがあります。
使い分けとしては
- キャセロール:カレーやシチューなどの煮物などが得意
- キャセロール浅型:オーブン料理などに強い
さらに、それぞれに大きさの異なる2サイズのラインナップがあり、比較や使い分け、適した料理、家族の人数ごとのおすすめなどを述べていきます。
さらに、ライバルメーカーの鋳物ホーロー鍋との比較もします。
- ホーロー鍋の定番「ル・クルーゼ」
- プロ御用達の「ストウブ」
- パステルカラーが特徴的な「シャスール」
- 後発ながら精密な加工技術が売りの「バーミキュラ」
それぞれの特徴を紹介した上で、ユニロイ鍋と比較し、どれを選べばいいのか解説していきます。
ユニロイ鍋同士の比較と使い分け
まずは、4種類のラインナップが存在するユニロイ鍋。
結局どれを選ぶのが良いのか?商品ごとに「選ぶべき人」を紹介していきます。
キャセロール22cmを選ぶべき人
キャセロール22cmは最も基本のサイズで一番人気の商品です。3-5人用の料理であれば、問題なく作れます。
カレーにすると、だいたい10皿分でしょうか。高い蓄熱性を持つので、カレーやシチューなどの煮込み料理に適しています。
大きさを活かして、じゃがいもや玉ねぎをそのまま入れたポトフも楽しめます。一度試して欲しいのは豚の角煮!
ゆっくりと火が通るので、しっかりとした食べ応えを残しつつも柔らかく仕上がります。
様々な野菜を入れて、少量の水と一緒に弱火でじっくり火を通すことで、野菜の甘味を感じさせる「蒸し野菜」を楽しむことが出来ます。
初めて鋳造ホーロー鍋を買う人、万能鍋が欲しい人、様々な料理を作ってみたい人にオススメ!
キャセロール20cmを選ぶべき人
キャセロール20cmは、少し小さめ。2~4人用の料理が得意です。カレーなら8皿分が作れます。
小さめのサイズを利用して、お味噌汁やスープなどの汁物や、唐揚げなどの揚げ物を作るのにピッタリ。
お米なら3合を炊くのがちょうど良いです、鋳物ホーロー鍋で炊いたご飯は本当に絶品なんです!始めて食べると絶対に驚きます!
それから、ホーロー鍋の腐食に強い性質を利用したジャム作りにもちょうど良いサイズですね。料理好きの単身者、お子さんのいない夫婦にオススメ!
キャセロール浅型24cmを選ぶべき人
キャセロール浅型24cmは、たっぷり大容量。4-6人用でも充分に対応出ます。
浅型鍋は高さが低いので、使い勝手にもメリットが!
- 大型のオーブンでなくてもオーブン料理ができる
- 料理が余った時も、そのまま冷蔵庫に入れられて安心
「塊肉」や「大きめの魚」であっても、切らずにそのまま入れられます。卓上で取り分けもしやすいので、アクアパッツァやパエリアなどをテーブルで楽しむのもいいですよね!
立派な鯛をそのまま使った絶品鯛メシも作りたいところ。オーブン料理など休日にしっかり料理をしたい人にオススメです!
キャセロール浅型22cmを選ぶべき人
キャセロール浅型22cmは、3-5人用にちょうどいいサイズ感です。
「しっかりと煮る調理」というよりも、「素材に焼き目をつけた後に水分を足していくような料理」、例えば煮込みハンバーグ料理などが適しています。
オーブン料理をするならグラタンやラザニアもいいですね。丸形よりも収納もしやすいので、手軽に鋳鉄ホーロー鍋を使いたい人にオススメ!
【比較】ユニロイ vs ライバルのホーロー鍋
ユニロイ以外のホーロー鍋とユニロイ鍋の比較・選び方、タイプ別おすすめな人を紹介していきたいと思います。比較対象は、次の4メーカーです。
- ルクルーゼ
- ストウブ
- シャスール
- バーミキュラ
正直なところ、「価格」・「重さ」以外は、各社大きな違いはありません。
ブランド力やデザインなど、個人の好みによるところが大部分ですが、なるべく「違い」を列記できるようにしたので、是非ご参考にしてください!
ユニロイ鍋とルクルーゼ鍋の比較
鋳物ホーロ鍋といえばル・クルーゼというほど有名なブランドです。実際には飛び抜けた特徴はないですが、熱伝導性や保温性など性能のバランスが良いです。
道具としても優秀なのに加えて、デザイン性や明るいカラーリングで、ファンは多いです。カタログプレゼントにもよく掲載されています。
一方、デザインに惚れて買ったはいいものの、重いのであまり使わなくなってしまったという声も。
ル・クルーゼに比べて、ユニロイ鍋は、軽いので普段遣いに適しています。
- キッチンで彩りを楽しみたい、ブランドにあこがれている人:ル・クルーゼ
- 日常使いの良い鋳物ホーロ鍋を選びたい人:ユニロイ
ユニロイ鍋とストウブ鍋の比較
ストウブは、後発メーカーながらプロの料理人も使用しているブランドです。お店によっては、鍋ごと客席にサーブすることもあるので、どこかで見たことがあるかもしれませんね。
重量のある蓋によって高まった密閉性に加えて、食材から出た蒸気が蓋の裏の突起で水滴となって、食材にまんべんなく降り注ぐアロマレインが特徴。
ストウブは食材から出る水分だけで調理をする無水調理が可能です。無水調理で作ったスープは栄養を逃さず凝縮した旨味があるので一度は試してみたいですね。
ユニロイ鍋は空焚きに注意が必要なため少量の水分を入れる必要があるので完全な無水調理とまではいきませんが、それに近いことは出来ます。
ストウブの蓋を含めた重さは、他のメーカーの鍋よりも重くなっていますので注意が必要。
- プロと同じ道具を使いたい人、無水調理をしたい人:ストウブ
- 無水調理にそこまでこだわらなくて軽い鍋の方が良い人:ユニロイ鍋
ユニロイ鍋とシャスール鍋の比較
シャスールはル・クルーゼと同じくらい歴史のあるブランドで、熱伝導性や保温性の良さも評判が良いです。
色の展開が特徴的、パステスカラーを中心としたの基本のラインナップから、国内限定カラーもあります。
ユニロイ鍋のカラー展開は6色。シャスールと同じで淡い色合いが多いのですが、ユニロイの方は自然色をもとにした色合いが多いイメージです。
- キッチンを彩りたい方に:シャスール
- 落ち着いた色味が好みの人:ユニロイ鍋
ユニロイ鍋とバーミキュラ鍋の比較
バーミキュラは、ユニロイと同じく国産メーカーの鋳物ホーロー鍋です。
一番の特徴は加工精度の高さです。蓋と本体の接合部分を限りなく少なくする工夫がなされ、無水調理も出来ます。
蓋にも両手で持てる取っ手がついていて扱いやすいです。鍋の底に凸凹もあり、食材との接点を減らし、焦げ付きを防ぐのにも一役買っています。
精密な加工精度が必要なため量産が難しいのか、ル・クルーゼやストウブに比べて手に入りにくかったり、少し値段が高くなっています。
- 趣味の道具として鋳造ホーロ鍋を選ぶ人:バーミキュラ
- 普段使い・料理を楽しみたい人:ユニロイ鍋
比較まとめ & 選ぶ基準4つ
どのホーロー鍋を選ぶのか?機能に大きな違いは無いので、結局のところ「何を重視するかその人次第」と言えます。
判断する基準として、以下3点を考慮すると良いでしょう。
- ①デザイン
- ②気密性
- ③軽さ
- ④値段
①デザイン
各自好みが別れるところなので、ここでの言及は控えます。
②気密性
緻密に設計されている「バーミキュラ」が優れているでしょう。その分お値段が張るのと、ずっしりとした重さがあります。
③軽さ & ④価格
軽さと価格の一覧表は以下の通りです。
【22cm鍋の重さ比較】
ブランド名 | 重量 | 価格 |
---|---|---|
ユニロイ | 2.7㎏ | \27,500 |
ル・クルーゼ | 3.7㎏ | \36,300 |
ストウブ | 3.98㎏ | \23,100(※) |
シャスール | 4.1kg | \35,200 |
バーミキュラ | 4.2㎏ | \31,900 |
(※)ストウブは不人気カラーのみ安売りされている
重さについては、ユニロイが圧倒的に軽量です。
価格は、ストウブの不人気カラー(黒色)が安売りされており、こちらが最も安いかと思います。ユニロイはカラーに関わらず、安定してリーズナブルです。
以上比較まとめでした。
当サイトでは「手軽に普段使いできる」という観点から、軽くてリーズナブルなユニロイをおすすめしています。
安心保証&専用ミトン付きの公式サイトはコチラ
↓↓↓